
問題です。
これはなんの動物でしょう?
- 新しもの(エサ)好き
- 恐怖などの感情が仲間うちに伝染する
- 仲間が側にいれば気持ちが安定
- 辛い環境にいる仲間を助ける
人間?
ブー、ハズレです。
答えはネズミ。
そう、都会にも巣食い、病原菌を運ぶとして「害獣」として忌み嫌われているあの、ネズミ。
ネズミはこんなに情緒豊かで優しく、仲間思いでミーハーで、人間っぽいんですって。
ネズミだけではありません。
ハチはカリキュラムに沿って教育するし、
グッピーは怖いもの知らずなオスがモテるし、
シャチは娘より息子を贔屓する。
こんな「人間っぽい」、野生動物の社会的な行動を学べる本が、『ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」動物のひみつ』。
動物のことを書かれているのに、
「いるいる、こういうヤツ」
「私もこういうことあるな」
と、自分ごとのように思えてきます。
読書中は、ハチやカラスやクジラについて書かれているのに、脳内映像では勝手に人間で再現されていました。
読後は、人間と動物を分ける境界線はないんだ、ということが良く分かります。
人間も社会的な生き物。
どんなに一人が好きで人付き合いが苦手でも、人は一人では生きていけない。
職場の人間関係に悩んだり、空気を読んだり、誰かに助けられたり。
そんな毎日のあれこれは、人間だけが抱える特別な問題ではなく、何百万年も前から動物たちがやってきたこと。
社会的生き物の先輩から学ぶ、うまく生きるコツは案外シンプル。
仲間とほどよく付き合いながら生きること。
アリやハチやシャチのように、あまりクヨクヨ考えずに仲間とうまく距離を測りながら生きていこ、と肩の力が抜けたのでした。
この本が面白すぎたので、他にもこの本についての感想文を書いてます。
良かったらご覧ください。
人間を動物に例えた観察記録👇
ライオンの狩りの様子をサッカーの実況風に解説👇









