1人で山道を歩いていると、少し寂しい時もあります。
でも1人だからこそ、気づける景色もあります。
今回訪れたのは、埼玉県日高市にある日和田山で見つけた春の便りをお届けします。
日和田山は、高麗駅から歩いて行け、駐車場もあり、
電車ユーザーにも車ユーザーにも人気の低山です。
この日は日和田山から1時間ほど歩いて物見山山頂へ。
往復3時間ほどの、お気軽ソロ登山を楽しんできました。
🌸 コウヤボウキ

冬にフワフワゆれていた綿毛はまだ健在。
でもところどころ、種を飛ばして萼(がく)だけになっているものもあります。
そんなコウヤボウキの枝をよく観察してみて。
抹茶ミルクのような色合いの、冬芽がポツポツと顔を出しています。
山のあちこちに淡い黄緑色が灯り、ぼんぼりのようで、幻想的な雰囲気です。
🌸 ヤマツツジ

ヤマツツジの開花は4月ごろ。
まだ先ですが、新芽とつぼみはすでに同時に芽吹き始めています。
ギュっと握った手のような冬芽が、
少しずつほころんでいく様子は、
赤ちゃんの成長にも似て、
「希望」そのものといった雰囲気。
満開になると、こんな感じになります👇️
🌸 アセビ(馬酔木)

馬が酔う木と書いて、アセビ。
スズランのような可憐な花なのに、毒があるそうです。
もう少し暖かくなると、たくさん咲いて目立ってきますが、
今はまだ、葉の裏に隠れて人見知りなようすでした。
🌸 ツバキ

茶色と濃い緑の視界の中に、赤い花がよく目立ちます。
毒々しいまでの赤い色は、挑発的で、暗闇で誘惑する悪女って感じ。
妖艶なさまに思わずふらふらとついて行ってしまうと…
山の暗闇に取り込まれてしまうかも。
🌸 マンサク

赤いがくから、黄色い糸のような花びらがひょろひょろと伸びています。
近くで見るとちょっと不気味な雰囲気ですが、
頭上高く咲いている花を下から見上げると、星が瞬いているよう。
山でいち早く春を告げるこの花。
マンサクの語源は「まず咲く」という説もあるそう。
花をアップにすると、こんな感じ👇️
🌸 桜


日和田山の麓を流れる巾着田の桜は、3月2日時点で一部咲きでした。
満開の桜も好きだけど、桜直前の「何かが始まる予感」のする桜も趣きがあります。
☕ おわりに
山頂を目指す登山も楽しいですが、
宝物探しの気分で、のんびり山道を歩くのも気持ちが良いものです。
皆さまもぜひ、のんびり春の低山を楽しんでみてください。




















