山と読書

へなちょこ山行記録と読書日記による雑記ブログです

手間が楽しい、鰹節の節

近所のスーパーで、私しか買っていないのではないという商品がある。

それは鰹節の節。

鰹節の削っていないやつ、塊である。


f:id:yoko_tak:20241207100605j:image

他のスーパーをのぞく度に、鰹節の節の有無を確認するが、近所のいなげや以外で見たことがない。成城石井でも北野エースでも富澤商店にもない。高級鰹節(削ってあるやつ)はあるのに。

需要は少ないのだろう。近所のスーパーで取り扱いがなくなったら悲しい。

だからここで宣伝させてもらう。

すっごくいいよ!

なんつっても香りが違う!

少量でも美味しい出汁がとれる!

そして、出汁をとる工程が楽しい!

朝、いつもよりほんの少し早く起きて、ボーっとしながらシュッシュッと削ってると、だんだん目が覚めてくる。

柔らかい湯気が立つ鍋に、削りたての鰹節を入れると、香りがふわっと広がる。

3分くらい弱火で煮だしたら、ボウルにざるとキッチンペーパーを使って漉す。するとそれはそれは美しい黄金色の出汁がとれる。

めんどくさい?

粉末ならサラサラ~って入れて終了なところを、ここまでするってのは手間だけど、ここまで手間ならむしろ楽しい。

珈琲豆を挽いて淹れるみたいな感じで、料理というよりもはや趣味。

美味しい出汁さえあれば、それだけで家庭料理が格上げされます。

お試しあれ〜