
山岳小説といえば、急峻な高山…そんなイメージがあるかもしれません。
でも実は、低山が舞台の小説や漫画もたくさんあるんです。
今回は、初心者親子でも登れる山を舞台にした作品と、実際に行ける山をご紹介します。
読んでから行く?
行ってから読む?
どっちもおすすめ!
もくじ
📖『アオナギの巣立つ森では』にしがきようこ【天覧山/埼玉】
あらすじ
山でオオタカの巣を見つけた、小学6年生のあおとと梛。
2人はオオタカを見守りますが、そこに密猟者らしき人影がしのびより…
舞台:天覧山(埼玉・飯能市)
本書の地名は出てこないけど、住宅地に近接してる山として天覧山を推します。
そこからバスも出ていますが、歩いても15分くらいで登山口に到着です。
発酵食品館の横から登山道が伸びています。
この発酵食品館、楽しいです。
キムチから味噌からお酒からパンまで、発酵してる食品は全て取り揃えています。
お土産にぜひ!
ここにあるパン屋さんpoco-pocoは、お高めですが、美味しいです。
標識に沿って進めば、10分ほどで天覧山の山頂です。
9月~10月だとタカの渡りを見れるそうです。
ここは実際にオオタカの巣があります。
以前、住宅地として開発されてしまう予定でしたが、絶滅危惧種のオオタカが見つかったことで、山は保存されることになりました。
小説みたいなホントの話。
📖 『よつばと!』16巻 あずまきよひこ【高尾山/東京】
あらすじ
6歳のよつばちゃんが主人公の、20年続くほのぼの日常漫画です。
子どもらしく元気なよつばちゃんに、癒されます。
背景が「白黒写真?」ってくらい丁寧に書き込まれていて、物語の世界に入り込んだ感覚になれるのも魅力です。
運動大好きなよつばちゃん。
今度は登山に挑戦です。
舞台:高尾山(東京・八王子市)
京王線の高尾山口駅を降りて、お土産ものやさんが並ぶ参道の先に、登山口があります。
よつばちゃんたちが登った6号路は、割と本格的なコース。
とはいえ、危険な箇所はなく、初心者でも安心のルートです。
沢沿いをいくので、夏でも(比較的)涼しく、マイナスイオンたっぷりの、爽やかな山歩きを楽しめます。
漫画がすんごい細やかに描かれているので、
「この階段の手前でとーちゃんが唖然としてたな」
「このベンチにとーちゃんが座り込んでたな」
と、漫画の登場人物の気分を楽しめます。
漫画では、山頂でお弁当を食べていましたが、下山してからお蕎麦を食べるのアリ!
参道にズラリとおみやげ物やさんとお蕎麦やさんが並んでるので、お気に入りのお店を見つけてみてね。
📖 『山狩り』笹本稜平【伊予ヶ岳/千葉】
あらすじ
伊予ヶ岳の転落事故をきっかけに、警察と経済界の癒着がジワジワ明らかになります。
権力を行使する悪と、対峙するシーンは、緊迫感があり、手に汗握る展開です。
舞台:伊予ヶ岳(千葉・南房総市)
JR内房線の岩井駅からバスで登山口へ行けますが、バスの本数が少なく、要注意。
登山口に無料の駐車場もあるので、マイカー利用のほうが便利かもしれませんね。
この駐車場は本書でも出てきました。
低山ながらも鋭い岩峰で、「千葉のマッターホルン」「安房の妙義山」と呼ばれているこの山。
スリリングな鎖場もあり、登山ベテランさんにも満足できるお山だそうです。
そして、鎖場を登りきると、360度の展望が!
東京湾ごしに富士山が拝めるそうですよ。
ふもとには、レストランもいくつかあるみたい。
気になったお店は、保育園を改装したという
「ごはん屋 伊予」!
地元食材を使ったメニューがいただけるとのこと。いつか訪れてみたいNo.1です。
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